E:キリスト教倫理学(1)

※この授業は「信仰宣言の学び(1)(2)」を終えた方のみ受講できます

担当講師より

私たちの生活は倫理の課題で満ち溢れています。「何のために勉強するのか?」「どこまで親や教師に従わなければいけないのか?」「お付き合いと結婚はどう考えて、誰を対象者とすればよいのか?」「性的な課題にどう向き合えばよいのか?」等々。具体的な方法論をマスターすることも重要でしょうが、それ以前に、倫理的課題への向き合う「心構え」「思考方法」をマスターする必要があります。キリスト教倫理学(1)では、倫理学の全体像を理解した上で、「新しい契約」というキリスト教神学の視点から心構えと思考方法を学びます。その方法論に則って(2)では、性的少数者の課題に具体的に取り組みます。

授業の内容

 【第1・2週】 神学における倫理学の位置付け
 【第3・4週】 倫理学へのアプローチ方法
 【第5・6週】「聖書はどう言っているか?」の多様性
 【第7・8週】 新しい契約の倫理学
 【第9・10週】自然法と、新しい契約の倫理学
 【第11・12週】神の国と、新しい契約の神学
 【第13・14週】一般恩恵と、新しい契約の倫理学
 【第15・16週】 教会と、新しい契約の倫理学
 【第17週】 伝道と、新しい契約の倫理学