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2024年初夏の牧師会

「牧師へのメンターの必要性と役割」

日本におけるキリスト教会の現代的課題、特にカルト化や宗教二世問題の背後には、「牧師の孤立」という深刻な問題があります。「一教会一牧師」が定着する文化の中で、牧師自身が様々な限界や感情ゆえに他教会と関わることを控え、過去学んだ情報に閉じこもり、ネット炎上を恐れてオンライン上でも孤立し、孤軍奮闘する中で力尽きることがあるのではないでしょうか。この問題に対処するため、今回のカンファランスでは「牧師へのメンターの必要性と役割」に焦点を当てます。メンターシップを通じて、牧師たちは経験豊かな指導者から学び、成長の機会を得ることができます。このプロセスは、彼らが直面する課題を乗り越え、健全な信仰共同体を構築する上で不可欠です。共に、より強固で支援的な牧会体制の構築を目指しましょう。

【 日時 】   2024年6月24日(月)PM16:00~18:00
【 場所 】   オアシスセンター(森郷キャンプ場) 宮城県宮城郡利府町森郷字惣の関北 56-2
      https://oasismorigo.wixsite.com/mysite
【 参加資格 】 教会の牧会に携わっている人
      当アカデミーの信仰宣言を尊重できる人
【 参加費 】  1000円(お支払いは当日)
【 主催者 】  バプテスト聖書アカデミー
【 プログラム 】
16:00~16:45 「牧師へのメンターの必要性と役割」 講師:松田牧人 牧師
16:45~17:00  フリー意見交換
17:00~17:45 「牧師がメンティーとなる意義」 講師:上野哲志 牧師
17:45~18:00  フリー意見交換

【 講師紹介 】

松田牧人 牧師

matsuda
1999年からオアシスチャペル利府キリスト教会の牧師として主に仕える。牧師就任時、閉鎖寸前の瀕死の状態にあった教会が再生し、現在は力強い働きを行っている。東日本大震災の際には、森郷キャンプ場(現オアシスセンター)の代表としてのべ15,000人のボランティア受け入れに携わる傍ら、支援団体オアシスライフ・ケアを創設して「SHIZU革」プロジェクトなどを通して地域に貢献する。森の中のカフェ「生石庵」(Oishi-An)代表。教会再活性化コンサルタント。共著書に『痛みを担い合う教会』(いのちのことば社)がある。

上野哲志 牧師

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和歌山県出身。3.11復興支援活動を石巻で2年半、その後関西聖書学院で3年学び、2017年に卒業。現在、塩釜聖書バプテスト教会より派遣され、七ヶ浜町での教会開拓中。妻と3人の子どもを育てる。趣味はサーフィン。爬虫類の飼育。

【 お問い合わせ 】
info@bba.jpn.org