A:旧約聖書概観

授業の内容

旧約聖書。それは実に不思議な書物ですね。歴史学、哲学、倫理学、法学、教育学、宗教学の領域でも、これほど大きな影響を与えた書物は世界中で他にないでしょう。そんな旧約聖書ですが、クリスチャンにとって大切なバイブルの四分の三を占めている割に、多くのクリスチャンに読んでもらえず、またよく理解されていないというのが実情です。「あまりに文化離れして読みづらい」「今の生活に適用しづらい」という声をよく耳にします。確かにそういう課題もあることも事実です。しかし「あなたがたは、聖書(旧約聖書)の中に永遠のいのちがあると思って、聖書を調べています。その聖書は、わたし(キリスト)について証ししているものです」(ヨハネの福音書5:39)とある通り、旧約聖書はイエス・キリストを証しする書であり、新約聖書を理解するための土台とも言えます。旧約聖書概観の学びでは、各書の内容もさることながら、できるだけ新約聖書との関連にも着目してご一緒に学ぶことができればと願っています。

旧約聖書概観(2)

 【第1週】 詩篇
 【第2週】 箴言
 【第3週】 伝道者の書・雅歌
 【第4週】 イザヤ書
 【第5週】 エレミヤ書・哀歌
 【第6週】 エゼキエル書
 【第7週】 ダニエル書
 【第8週】 ホセア書・ヨエル書
 【第9週】 アモス書・オバデヤ書
 【第10週】 ヨナ書・ミカ書
 【第11週】 ナホム書・ハバクク書
 【第12週】ぜパニヤ書・ハガイ書
 【第13週】 ゼカリヤ書・マラキ書
 【第14週】 旧約聖書におけるメシア
 【第15週】 旧新約聖書の間の400年